こんにちは。副院長の前田です。
今回はアイシングについてご紹介します。
<アイシングの効果>
・血管収縮により損傷部周囲に流れる血液量を減少させる
・組織周辺の毛細血管の透過性を減少し内出血、浸出液、血腫が最小限に抑えることができる
・局部的な体温低下→局部における新陳代謝低下→細胞の壊死を最小限に抑えることができる
・損傷部の感覚受容器への反応が鈍くなり、痛みを感じにくくする
・局所的な体温低下により、受傷部の筋肉の興奮と活動性を低下させ、周囲の筋肉の緊張を減少させる
<アイシングの時間>
1回20分が目安
24~最大72時間の間は、痛みが引くまでしっかりと患部を冷やす
冷やし過ぎによる凍傷には注意
痛みを抱えたまま練習を行えばパフォーマンスは低下します。
更に、症状が悪化すれば練習も休まなければなりません。
最悪の事態を招く前に、しっかりとしたケアを行いましょう。