こんにちは、副院長の前田です。
「鍼治療」を経験したことはありますか?
当院は、“鍼灸”接骨院なので「鍼治療」も行います。
鍼って
「痛くないの?」
「どんな効果があるの?」
と、よく聞かれます。
では、鍼とはどのようなモノなのか?
少し難しい話になりますが、ご説明していきます。
①鍼とは
当院で使用している鍼は
ディスポーザブル鍼(使い切り鍼)の
滅菌済みでステンレス製の「NEOディスポ鍼」
になります。
(上記画像は、4番の1寸6分)
太さ・・・0.10mm(03番)〜0.35mm(10番)
長さ・・・30mm(1寸)〜90mm(3寸)
までの寸法の鍼があります。
(https://www.morinomiya-u.ac.
※注射針⇨0.7〜0.9mm、毛髪⇨0.15mm
蚊の口先⇨
先端の形状
(http://suwa.monozukuri.or.jp/
上記画像のように、先端は少し丸みを帯びていて
可能な限り、痛みを感じにくいように
作られています。
②鍼の効果(作用)
◎調整作用・・・組織・器官に一定の刺激を与え、
⑴鎮痛作用 ⇒ 疼痛や痙攣のゆな異常に機能が更新している疾患に対して行う。刺激した場所の組織を活性化する
⑵興奮作用 ⇒ 知覚鈍麻、消失あるいは運動麻痺のような神経機能減弱、内臓諸機能の機能減退に対して興奮させる
◎誘導作用・・・血管に影響を及ぼして充血を起こし、
◎反射作用・・・痛みや温度で刺激して、
◎転調作用・・・自律神経失調症・
◎消炎作用・・・白血球を増加させて、
◎免疫作用・・・白血球を増加させて、免疫機能を高める
◎防衛作用・・・白血球を増加させたり、免疫系を賦活させる
③鍼のメカニズム
⑴体性–内臓(自律)反射
⇨内臓、自律神経のコントロールを行い調整する作用
⑵軸索反射
⇨鍼灸施術した部位の血管を広げたり、血流の流れを良くして
“
⑶鍼麻酔(鍼鎮痛)
⇨鍼灸刺激は脳に伝わり、やがて鎮痛効果のある物質
(
を分泌・
視床下部でのもう一つの枝分かれが、
セロトニン・ノルアドレナリンを分泌し、
※β-エンドルフィン・・・モルヒネと同様の作用をもつ
鎮痛作用はモルヒネの約6.5倍
⑷ゲートコントロール
⇨鍼灸を施術することで、痛みを脳に伝える前段階で
痛みの抑制をかけ、痛みを和らげます。
ex)膝などを打撲した際に、手でさすっていたら痛みが緩和した
鍼治療には、単刺などの手技・灸頭鍼・パルス鍼など
様々な施術方法があります。
当院での鍼治療は
オームパルサー(鍼電極低周波治療器)を使用した
「パルス鍼(鍼通電療法)」を行なっています。
低周波は、筋層まで到達しない周波数ですが
鍼に直接低周波を流すことにより
筋肉に直接アプローチすることができ
慢性痛・筋肉のコリ・血行不良に効果的です。
鍼をすることで、このような様々な効果が得られます。
是非一度、当院で鍼治療を受けてみてはいかがでしょうか?
「交通事故治療のお知らせ」
※当院では、混雑時の待ち時間軽減の為
交通事故治療の患者様の予約診療を
はじめました。
ご予約(時間外可)の際は、お電話または
ご来院時にスタッフまでお申し付けください。
※交通事故治療は、午後9:00までの受付
とさせて頂きます。
交通事故の治療でお困りの際は
前橋市の接骨院『さかにし鍼灸接骨院』へ
ご相談ください!!