こんにちは。
副院長の前田です!
突然ですが!!
皆さんは、足の裏の中心部分や踵前方付近が痛くなったことはありませんか?
治療により、症状は改善されましたが、
私もサッカーのハードな練習により足の裏の痛みに悩まされた時もありました( ;∀;)
一度なると厄介な症状です・・・
今日は、そんな足底腱膜炎(別名:足底筋膜炎)について、簡単にご説明していきます。
足底腱膜炎とは
足の指の付け根から踵までの足の裏に膜のように張っている足底腱膜に炎症が起き、
主に赤い丸の部分の足底中心部分や踵の前方部分に痛みが起こります。
では、どのような方に多いかと言いますと・・・
足裏の縦アーチ(土踏まずのところ)の形が、
偏平足(土踏まずが低い)、ハイアーチ(土踏まずが高い)構造
また、内反足(足を着いた時に足の裏の内側に強く体重がかかる)の方に
多く見られる傾向にあります。
特に偏平足の方には、足底腱膜炎の症状が多く見られます。
偏平足(土踏まずが低い)
ハイアーチ(土踏まずが高い)
土踏まずの部分がなぜアーチ状になっているのかと言うと、
アーチ状になっていることで、運動の際の衝撃を吸収してくれる役目を果たしているのです。
アーチが低ければ(偏平足)、足底腱膜は引き伸ばされた状態になり、牽引力が強くなって踵の前方部分や中央付近に痛みを生じます。
アーチが高い(ハイアーチ)からといって、しっかり衝撃が吸収できると言ったわけではありません。
足首の柔軟性が低かったり、足底腱膜の緊張状態を長く作ってしまうと、ハイアーチでも足底腱膜炎になる可能性はあります。
内反足(内側寄りの接地)の方では、内側接地により内側の縦アーチに負担が集中し、足底腱膜が引き伸ばされ、足底腱膜炎になる可能性があります。
また、運動を中止し治療により症状が改善されたとしても
足関節の柔軟性の低下や加重のかけ方、トレーニング内容やトレーニング環境などにより
症状を繰り返してしまうケースも少なくはありません。
当院では、これらの原因を追究し、より早い症状の改善に努めてまいります。
当院ではスポーツ外傷や交通事故による治療にもしっかりと対応致します。
スポーツによる怪我や交通事故による怪我でお困りの際は、当院へご相談ください。