セルフケア②
2019年4月22日 / スタッフブログ
こんにちは、副院長の前田です。
前回の記事「セルフケア①」で、
今回は、「アイシング」についてご紹介していきます!
まず始めに、応急処置について
応急処置・・・スポーツ現場で怪我をした時に、
では実際に、どのような処置を行えば良いか?
よく耳にすると思いますが
「RICE処置」が基本になります!
【R】est (安静)
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まるので
安静にせず運動を行ってしまった場合の、二次的な悪化を防ぎます
なので、受傷後は安静にすることが大切です
【I】ce (冷却)
血管を収縮させ腫脹や、患部の出血量を抑え
寒冷による麻痺作用から疼痛の軽減をしてくれます
局所的に細胞の新陳代謝レベルが低下し
少ない酸素や栄養素で、
それにより患部に流入し、
細胞液・
よって、二次的低酸素障害を防ぐ事ができます
※二次的低酸素障害↴
周辺の細胞組織への栄養・
それら細胞は死滅してしまうこと
【C】ompression (圧迫)
患部の内出血や腫脹を防ぐ目的があります
【E】levation (挙上)
腫脹や炎症、浮腫の軽減の目的があります
※損傷部位を心臓より高く上げる
(重力によって出血量を減少させる効果を期待する為)
これらの処置を早期に行うことにより、怪我の早期回復に繋がります!
【R】【I】【C】【E】は、どれも重要ではありますが
この中の【I】について、少しご説明していきたいと思います。
【I】cingは、どのような方法で、どのくらいの時間アイシングすれば良いのか?
まず、アイシングの方法ですが
ビニール袋に氷を入れ
氷を湿らせる程度に水を入れます。(凍傷対策)
氷に馴染ませたら
氷を平らに並べて、ビニール袋の空気を抜き取り
患部に当てます。
アイシングの時間は、20分間が最も適しています!
より効果を高めるには
20分間アイシング
⇓
1〜2時間で感覚が回復
⇓
20分間アイシン
を怪我をしてから、12〜24時間繰り返すことが推奨されていま
安静だけでは、損傷した組織を保護出来ないことから
【RICE】に【Protection(保護)】を加えた
【P】RICEと呼ばれる処置に変遷してきました。
さらに、近年において急性損傷の早期管理として
必要以上の固定・安静は、悪影響を及ぼす事が分かってきており
安静【Rest】を【Optimal Loading(最適な負荷)】
に置き換えたP【OL】ICEという概念広まりつつあります。
【P】rotection (保護)
装具やシーネなどで損傷組織を保護し、再受傷悪化防ぐ事が目的
【O】ptimal【L】oading (最適な負荷)
早期に最適な負荷を掛けることで、最適な組織修復を促す事が目的
(http://www.kameda.com/pr/sports_medicine/post_50.html から引用)
いかがでしたか?
応急処置は、とても重要です!
もし怪我をした場合は、参考にして頂けると幸いです!
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