足関節捻挫
2016年2月29日 / スタッフブログ
こんにちは、副院長の前田です!
皆さんは『捻挫』の経験はありますか?
私はサッカーやフットサルをしている際に、何度か捻挫をした経験があります。
そこで今回は、『足関節捻挫』についてご紹介していきます!
足関節(足首)は、関節の中で捻挫の発生頻度が最も高い関節になります。
『足関節捻挫』は、足関節を内側に捻って生じる【内反捻挫】と
外側に捻って生じる【外反捻挫】があります。
【内反捻挫】の場合、足関節の外側靭帯(前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯)の
『前距腓靭帯』を最も多く損傷します。
青丸で囲んである場所が『前距腓靭帯』です。
【外反捻挫】の場合では、足関節の内側靭帯(三角靭帯)を主に損傷します。
青丸で囲んである場所が『三角靭帯』です。
【靭帯損傷】と聞くと、かなり重症のように感じますが、その【靭帯損傷】にレベルがあります。
【靭帯損傷の分類】
Ⅰ度
微細損傷
疼痛・腫脹が軽度
Ⅱ度
部分断裂
強い疼痛、局所の腫脹が生じ、皮下出血を伴います
受傷直後に体重支持困難になります
Ⅲ度
完全断裂
強い疼痛、局所の腫脹、皮下出血、関節不安定性あり
手術療法が必要
このような分類になっています。
その中でも、Ⅰ~Ⅱ度までの捻挫が最も多く見られます。
当院には捻挫の患者様もたくさん来院されますが、最新治療機器の併用、
さらにはトレーニングルームで足関節に対するトレーニング指導なども行い
より早い競技への復帰、再発予防に努めております。
当院では、スポーツ外傷や交通事故による治療にもしっかり対応致します。
スポーツによる怪我や交通事故による怪我でお困りの際は、当院へご相談下さい。
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