こんにちは。院長の阪西です。
日頃のトレーナー活動の中で、大量の汗をかいているにも関わらず、あまり水分補給をしないでトレーニングを続けているような選手を多く見かけます。
水分は体内の約60%を占め、人間の体の半分以上は水分で出来ています。運動中に体内の水分の2%(体重60㎏ならば1.2㎏)が失われただけで心拍数や体温が上昇し、4〜5%の水分を失うと30%のパフォーマンス低下が起こるとされています。また、体内の水分がなくなる事で発汗による体温調節機能が低下し、体内に熱がこもり熱中症に陥るような危険な場合もあります。
『のどが渇いた』と感じた時には、既にある程度まで脱水が進んでいる状態です。
のどの渇きを感じる前に、こまめな水分補給を心がけましょう!!
また、トレーニングの前後に体重を測定する習慣を身に付けましょう!!
トレーニング前後の体重差が失われた水分量の目安となり、脱水を予防できます。
水分補給時は、適度な塩分の入ったスポーツ飲料などが体液の成分と近く、吸収も早いのでお勧めです。
また、あまり冷た過ぎる飲み物は、逆に吸収を悪くするので注意をしましょう。
皆さん、適切な水分補給についての知識を身に付け、これからの猛暑に備えましょう!!